ドクターヘリ
ドクターヘリ
ドクターヘリ

プレホスピタル紹介

Pre Hospital

プレホスピタル紹介

但馬救命救急センターは、北近畿唯一の救命救急センター(※)で、都会と同等以上の救急医療を地域の住民に提供するために病院前救急診療を積極的に行っています。そのツールとしてドクターヘリやドクターカーを使用して、医師および看護師を救急現場に投入し、早期医療介入・早期搬送することにより、病院内の救急集中治療につなぎます。

その結果、ドクターヘリとドクターカーの出動件数は日本一です。この出動件数の裏には、さらに多くの消防からの要請があります。それに対して全応需を目指して病院前救急診療のシステムを徹底的に追求してきました。

2フライトドクター制、ドクターヘリとドクターカーのコラボレーション、さらにDMATカーや近隣のドクターヘリとの連携により重複要請や多数傷病者事案にも対応しています。この病院前救急診療の連携をCommand & Controlするドクターヘリのフライトドクターは、災害医療で必要なCSCATTTを常日頃から実践できるため、有事の際には大いに活躍できる資質を有する存在となり得ます。

重症外傷に対しては、病院前より必要な蘇生処置を可能な限りヘリ機内で施行し、院内へはトラウマコードと必要なプレホスピタルオーダーをかけながら搬送します。時間を意識した病院前救急診療により現場滞在時間の短縮と院内での根本的な治療の早期開始、トレーニングを受けた外傷外科医の24時間365日院内常駐により、搬入後止血術と輸血は3分以内に開始でき、Preventable trauma deathの回避と予測外生存率の向上に大いに貢献しています。

また、CPA、重篤な呼吸・循環不全、敗血症性ショック症例に対しては各プロトコールを作成し、看護師、検査技師、放射線技師、ME(CE)と連携して、ECMOやCRRT、血管内体温管理システムなどを駆使した高度な救急集中治療を施行することにより救命率の向上に寄与しています。

(※地域救命救急センターは除く)

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